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「ハイドア」を採用する際の注意点は?またメリット・デメリットは?

こんばんは。

ともどらです。

本日は、室内建具における「ハイドア」採用時の注意点をまとめていきたいと思います。

 

そもそも「ハイドア」とは?

「ハイドア」って言葉自体、私、この業界に入って初めて聞きました。

一般的にはあまり使われない言葉なのではないでしょうか。

「ハイドア」とは「high door」、つまり「高いドア」という意味で、

建築でいうところのハイドアとは、

天井近くまで高さのある「背の高いドア」

という定義での解釈で宜しいかと思われます。

 

ちなみに「通常のドア」は、メーカーにはよりますが、約2m位のものが一般的には多く、

逆に「ハイドア」と呼ばれるドアは約2m30cm~2m50cm前後のものが多いと思います。

 

※基本的にハウスメーカーや工務店によって、天井高は異なります。

また同じメーカーでも、自由設計であれば、希望の天井高に変更できる事もございます。

「ハイドア」は、その設定された天井高にあわせて目一杯高く、

床から天井までの高さにあわせて制作されることが一般的だと思います。

 

私の勤務しているハウスメーカーでは、LIXIL製の室内建具を標準採用しておりますが、

標準はH2000、オプションでH2400やH2300などがよく採用されます。

(上記寸法はあくまで呼称寸法であり、実際は上でも述べた通り、天井高にピッタリ合わせて制作します。)

 

 

「ハイドア」を採用するメリット

「ハイドア」を採用する最大のメリットといえば、何といってもこれしかない、

「開放感がでる」

この一択だと思います。

後の記事で詳しく解説致しますが、特に間仕切りの引戸なんかは、

「通常のドア」と「ハイドア」では雲泥の差が出ると言っても過言ではありません。

部屋通しの一体感が半端ない為、空間を広く見せるという意味でも非常に効果的です。

 

その他考えられるメリットと致しましては、

■高級感がでる  

高級感という表現に対する価値観は、人それぞれだと思いますが、

一般的に「通常のドア」より「ハイドア」の方が、高級感が出るというお声が多いです。

(後の記事でも出てきますが、実際ハイドアの方が少々お値段も張ります・・・泣)

 

■家具等、大きな物の搬入、搬出が容易になる

特に新居へのお引越しの時などは、ベッド、冷蔵庫、大型のTVなどなど・・・、

大きな物を室内に搬入する機会が多いと思います。

単純に開口面積が大きい分、当然搬入の難易度がグッと下がります。

せっかくのピカピカの新築です☺

搬入時にぶつけてキズ付けるなんていう悲劇は避けたいですよね(‘ω’)

 

■家族内に、身長2m超えの人がいても、かがまずに通過できる

非常に少ないケースではあると思いますが、

該当するご家族からすれば、これは死活問題でしょう(;^ω^)

絶対に全てのドアを「ハイドア」にする事を強くおススメします。

 

 

「ハイドア」を採用するデメリット

良い事ばかり述べてきた「ハイドア」、

では逆に「ハイドア」を採用する際に考えられるデメリットは何でしょう。

・・・・・

特に何もないかも。笑

強いて言えば、やはりコストの面でしょうか。

 

 

ただその金額は微差です。

私の勤務する〇〇ホームでは、

「通常のドア」から「ハイドア」に変更する際の差額は、約1万円です。

例えば一般的な4LDKのお宅の場合、

せいぜい室内建具は10~15枚程度。

家中全ての室内建具を「ハイドア」に変更しても、10~15万円程度という事です。

(まあ大きいと言えば大きいですが(;^ω^))

 

ただ実際は家中の室内建具を全てハイドアにするというケースはかなりレアだと思います。

例えば、1階のLDKに入るメインのドアだけ「ハイドア」にするなど、

目立つ箇所だけ、部分的に変更されるお客様が多いように感じます。

 

勿論ハウスメーカーや工務店によって金額はまちまちだとは思いますが、

しかしそんなに大差は無いと思います。

(個人的に言えば、大差があった場合、それ、ぼったくられてますよ!( ゚Д゚)ピンチ)

 

その他のデメリットにつきまして、正直私では思いつかなかった為、

他の方のHPを参考に拝見させて頂き、幾つか発見致しました。

ふむふむ・・・なるほど・・・しかし!?

 

 

搬入が大変

まぁたしかにそうなんですが・・・、いかんせん物が大きいので(>_<)

ただこれは施工業者の方の問題なので、

正直、施主様にとっては関係ない話ですよね~(;^ω^)

 

とある工務店では、2階への搬入が大変な為、

2階での「ハイドア」採用はお断りしているそうです。

・・・びっくりしました。

私の勤務するハウスメーカーでは考えられない発想でした。

たしかに、無理して運んで、壁にぶつけてキズを付けたりしたら、

施工業者が責任を持って直さないといけなくなるわけなので、

リスク回避の観点からは正しい判断なのかもしれませんね(^_-)-☆

 

まぁハウスメーカーや工務店によって会社の考え方というのがあるとは思います。

 

ただもし、あなた様が「自由設計」を謳っている建築業者様を選ばれるのであれば、

2階での「ハイドア」採用くらいは、なんとか対応してくれる業者様を選んでほしいなと、

純粋に思った次第です。

これはあくまで個人的な意見なので、

もしお気を悪くされた方がみえましたら、深くお詫び申し上げます。

 

■メンテナンスが大変

 

室内建具の素材は、あくまで「木」です。

将来的には反りや歪みなどの動きがある事が予想されます。

これは湿度や気温など、環境にもよって程度は大きく異なりますが、

それが起因して、ドアの開閉に支障が出たり、建付けが悪くなったりする事もございます。

ただこれは原則避けられません。

これは「木」の宿命なのです。

 

そこで考えるのが、「通常のドア」と「ハイドア」。

どっちが反りにくいの?という質問があった場合、

一般的には大きい建具の方が反りやすい、

つまり「ハイドア」の方が反りやすいと言えると思います。

ただドアという製品は、仮に開閉に支障が出たり、建付けが悪くなったりしても、

簡単に調整で対応ができますし、

そもそもハイドア自体も反りや歪みなどがなるべく出にくい構造にはなっていますので、

正直、そこまで気にする必要はないのかなと思います。

「通常のドア」でも反る時は反りますし、

「ハイドア」でも反らないときは反りません。

それであれば、他のメリット、デメリットを優先して、

採用するかどうかのご検討をして頂いた方が良いのではと思います(^^)/

 

階段前に建具を設置する際は、必ず「ハイドア」を選択せよ!

 

上記の写真は、通常のドアに挟まれた所に階段がある間取りです。

ところであなた様は、こんな事を考えた事はございませんか?

「階段から冷暖房が逃げてっちゃうから、何かで仕切りたいな。。。」

そう思ったあなた!要注意です。

いえ、そのお考え自体は正しいと思いますが、問題はその手段の内容です。

 

  1. ロールカーテンで仕切る
  2. 建具で仕切る

 

①の場合、予め天井に、忘れないように下地だけ仕込んでおきましょう。

あとは天井にビスを打ち込んで取り付け完成。めでたしめでたし。

 

問題は②の場合です。

勿論、建具で仕切る事自体は何も問題は無いのですが、

問題はそこで周りの建具に合わせて「通常のドア」を選ぼうとしたあなた様!

 

お家が完成した時、きっとあなた様は後悔するでしょう・・・(>_<)

想像してみてください。

上がる時は・・・特に問題なさそうですね。

それでは2階から降りてきた時は・・・。

うわっ( ゚Д゚)!!!

そうです。

降りてくるときは、自分が3段目、2段目、1段目と徐々に高い所から低い所へ移動しますが、

階段の前の建具が閉まっていた時、

それを開けようとするときに自分が立っているのは1~2段目、

つまり1階の床から20~40cm高い所に立っているのです。

 

もうお分かりですね?

そう、降りてくるときに仮に2mの高さの建具があった場合、

実際の体感の高さとしては、1m60~80cm位になってしまうのです。

平均でも170cm前後はあるであろう成人男性なら、

頭を打ってしまう高さですね(;^ω^)

 

私、これ現場の大工さんが気づいてくれて、

「ハイドア」にした方が良いのでは?

という親切なアドバイスを頂いたおかげで事前に回避できましたが、

もしこれが図面通りに施工されてしまい、

2mの高さの建具でお引渡しを迎えていたら、

きっとお施主様のクレームに繋がっていたと思います。

階段の前に建具を設置する際は、必ず「ハイドア」を採用するようにしましょう!

 

 

間仕切り建具は「ハイドア」を採用すべし!

 

もうこれは基本中の基本ですね。

例えば上の写真のように、

LDKと和室が隣接していて、普段は建具を開け放し、繋げて利用する

という場合は、必ず「ハイドア」を採用するようにしましょう。

 

まぁ絶対というわけではありませんが、

約2mの高さの下がり壁(建具の上の余り部分にくる壁)があるのと無いのでは、

開放感、両部屋が繋がっている感に、雲泥の差が生まれます。

また同じ広さでも、「ハイドア」を採用すると、空間が広く見えます。

いち建築のプロとして、ここはコストの掛けどころだと私は思います。

※「ハイドア」を間仕切りに採用している写真が見つけらずごめんなさい(*_*)

 

収納を上の方まで使いたいなら「ハイドア」を採用せよ!

 

これも適切な写真が見つけられず、若干伝わりづらいかもしれませんが、

収納のドアが小さいという事は、その分上の方(2m~天井まで)が非常に使いづらくなる事を意味します。

特に注意して頂きたいのが、ご予算の都合上、

どうしても収納の建具は「通常の2mの建具」で我慢しなければならない場面もあるでしょう。

そんな時に、それでもやっぱり収納内を有効に使いたいと、

もし建具の高さよりも上の部分に棚を付ける場合、

収納の奥行に対して、最低でも手が入るだけの空きを残した棚の奥行を設定する事

これだけは注意してください。

 

例えば奥行50cmの収納に、建具は2m、

しかし収納内の高さ2m20cmの所に、奥行40cmの棚をつけました。

・・・・・・・。

絶対にその棚は一生使えません(>_<)

腕の太さにもよりますが、普通にその棚を使用しようと思ったら、

30cm位は空けないと使えないのではないでしょうか。

(この場合は収納奥行が50cmと仮定しているので、

棚は奥行20cm位までにするのが望ましいという事です。)

 

そんなこんなで、欲を言えば収納も使いやすさを重視するならば、

是非「ハイドア」を活用したい所ですね(^_-)-☆

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

いやぁ、「ハイドア」の事だけでも延々としゃべれます。笑

意外と奥が深く、メリット、デメリットがある「ハイドア」。

しかし個人的にはコスト面を除けば、

「メリット」の方が圧倒的に多い商材であると考えます。

是非、夢のマイホームでの採用を検討してみてくださいね(^^)/

 

 

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